正直に申し上げれば私はヨハン・セバスティアン・バッハという作曲家が嫌いである。具体的にはバッハブランドを信仰する宗教のような「俺&私はバッハを好きだと言っておけば音楽のすべてが理解できている」という振る舞いに常に怒りを持ち続けている。つまり嫌いな側からの編曲になるわけだが、ジャン=フランソワ・パイヤール&パイヤール室内管弦楽団のCDを聴いた際に、楽器&テンポの指定も一切ないこの楽譜を第4曲で割と早めのテンポで演奏しており、これを採用すれば第1曲との対比になるな、ティーダ出版から依頼の際に思い付いた。もう一つ嫌いなのは私が同時に多声部を操作する事ができない嫉妬心にも由来しており、この編曲を行っている際も「なぜこれほど自由に声部を行き来できるのか!」という感情が地獄の炎のように沸いてしまい今までよりもよりいっそうバッハが嫌いになったのである!この文章を読んでしまったそこの貴方、バッハは好きですか? (白藤淳一)
タイトル:フーガの技法から
作 曲:バッハ
編 曲:白藤淳一
グレード:3.5
演奏時間:約7分20秒
レーベル:ティーダ出版
▼楽器編成
Trumpet in B♭1/2
Horn 1/2
Trombone 1/2
Euphonium
Tuba
▼ サンプルスコア
▼参考音源