この作品は、架空の宮廷料理人の『とある日曜日の昼食ディナー』を作る過程を描いたもので、宮廷に出勤(行進曲)、到着(短調コラール)、調理開始(おどけた舞曲)、料理を運ぶ(ボレロ)、実食(ワルツ)、片付け(長調コラール)、退勤(ギャロップ)という7つのセクションで構成され音楽が進行します。それぞれのセクションは技術的に難しくはないのですが、セクションの変わり目や切り替えに、表現の工夫が求められます。「宮廷の食卓の為の喜遊曲」というタイトルは、テレマンの食卓の音楽からの引用です。食べる側ではなく作る側の音楽を想起して作りました。
イメージを膨らませて楽しんで演奏してください。(白藤淳一)
タイトル:宮廷の食卓の為の喜遊曲
Castle dinner divertimento
作曲:白藤淳一
Jun'ichi Shirafuji
グレード:3.5
演奏時間:約6分
Tp最高音:五線外G
レーベル:ティーダ出版
最小演奏可能人数:19人
※バスクラリネットとバリトンサクソフォンはどちらか1名で演奏可能
▼楽器編成
Flute 1.2/(Oboe)/(Bassoon)/Bb Clarinet 1.2/Bb Bass Clarinet(or Eb Baritone Saxophone) /Eb Alto Saxophone/Bb Tenor Saxophone/Eb Baritone Saxophone (or Bb Bass Clarinet)/Bb Trumpet 1.2/Horn in F 1&2/Trombone.1.2/Euphonium/Tuba/Timpani/Snare Drum/ Castanets/Wind-Chime/Tambourine/Triangle/Maracas/Suspended Cymbal/Crash Cymbals/Xylophone/Vibraphone/Bass Drum
▼スコアサンプル
▼参考音源