▼スコアサンプル
▼参考音源
コンクール自由曲ライブラリー Vol.13 金管バンドで広がる
のCDに収録されています
職場の軒下にツバメの巣があり、毎年春になると鳴き声が聞こえ、雛に餌をやっている親鳥の姿を見ることができる。ツバメは夏を日本で過ごし、秋には日本を離れてフィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなどに向けて旅立ち、南の国で冬を過ごす。彼らは暖かい国を目指して、太陽の位置を目印に移動し、春になれば日本に戻って来る。コロナ禍において、見たことのない景色を求めて、旅に出ることが難しくなり、過ごしやすさを求めて自由に空を飛んで移動する、そんな「渡り鳥」に憧れを抱いたことがこの曲を作曲するきっかけとなった。
私たちの身体よりも小さな鳥が、様々な時間や天候の中、困難を乗り越えて何万キロも移動していく逞しさを、音にしました。演奏でも彼らの飛翔する美しさや、生きるために挑んでいく強さを表現して頂けたら嬉しいです。
タイトル:渡り鳥
作 曲:小泉香
演奏時間: 5:40
難 易 度: 3
レーベル:ティーダ出版
【楽器編成】
E♭Cornet / Cornet 1,2,3 / Flugelhorn / Alto Horn 1,2,3 / Baritone / Trombone 1,2,3 /
Euphonium / Tuba / Bongo / Conga / Sleigh bells / Claves / Glockenspiel / Suspended Cymbal / Bass Drum / Wind Chime / Tambourine