「白い砂のシャングリラ」とは、沖縄県の宮古島を意味しています。宮古島市の島々のひとつ、伊良部島に「渡口(とぐち)の浜」という砂浜があります。白い砂、エメラルドグリーンの海、そして何となくゆったりと流れる時間。遠く広がる真っ白な砂浜の美しさは何とも言い表せないほどです。渡口の浜を訪れた私は、あまりの美しさに思わず息を呑みました。
冒頭のゆったりとした音楽は、渡口の浜の美しさを私なりに音にしたものです。続くアレグロの部分は、宮古島と伊良部島を結ぶ壮大な橋、伊良部大橋を渡る爽快でダイナミックな光景をイメージしています。宮古島で過ごした色々な時間を思い出しつつ、当時温かく迎え入れて下さった皆様への感謝を胸に、遠く海の向こうへ想いを馳せながら書き進めました。(宇田川不二夫)
タイトル:白い砂のシャングリラ
作 曲:宇田川不二夫
グレード:2
演奏時間:約5分30秒
Tp最高音:五線外A
レーベル:ティーダ出版
【楽器編成】
Flute1,2 / B♭Clarinet 1,2 / (Bass Clarinet) / Alto Saxophone / Tenor Saxophone / (Baritone Saxophone)/ Trumpet 1,2 / Horn 1,2 / Trombone 1,2 / Euphonium / Tuba /
Timpani / Clash Cymbals / Triangle / Snare Drum / Wind Chime / Bass Drum / Suspended Cymbal
▼スコアサンプル
▼参考音源