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一流アレンジャーによる新しい金管バンド譜が誕生しました。
少人数の編成にも対応しています♪コラージュ音楽出版では、金管バンド+合唱のコラボレーションをコンセプトに、合唱奏として楽譜が誕生しました。金管バンドのみでも演奏は可能ですが、混声4部(女性ソプラノ、アルト、男性テナー、バス)の合唱と一緒に、コラボレーションができる楽譜です。混声合唱を取り入れることで、よりダイナミックな作品となる金管バンド譜になります。みなさんの思いのまま、合唱とのコラボを楽しんでくださいね。
<曲目解説>
『旅立ちの日に』は、1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲。作詞は、当時の校長であった小嶋登。作曲は、音楽教諭の坂本浩美。編曲は、多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫。
影森中学校校長だった小嶋は、荒れていた学校を矯正するために「歌声の響く学校」にすることを目指し、合唱の機会を増やした。最初こそ生徒は抵抗したが、音楽科教諭の坂本と共に粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって学校は明るくなった。「歌声の響く学校」を目指して3年目の1991年2月下旬、坂本は「歌声の響く学校」の集大成として、「卒業する生徒たちのために、何か記念になる世界にひとつしかないものを残したい」との思いから作詞を小嶋に依頼。その時は「私にはそんなセンスはないから」と断られたというが、翌日、坂本のデスクに書き上げられた詞が置いてあったという。
その詞を見た坂本は、なんて素敵な言葉が散りばめられているんだと感激したと、ラジオ番組への手紙で当時を振り返り語っている。その後授業の空き時間に早速ひとり音楽室にこもり楽曲制作に取り組むと、旋律が湧き出るように思い浮かび、実際の楽曲制作に要した時間は15分程度だったという。出来上がった曲は最初はたった一度きり、「3年生を送る会」で教職員たちから卒業生に向けて歌うためのサプライズ曲のはずであったが、その翌年からは生徒たちが歌うようになった。その後しばらくは影森中学校だけの合唱曲であったが、まわりの小中学校でも使われだしたことで、1998年頃までに全国の学校で歌われるようになった。現在では『仰げば尊し』や『巣立ちの歌』、『贈る言葉』などに代わり、小中高の卒業式において全国で最も広く歌われている卒業式の歌となっています。

出版日:2013年1月15日発売
タイトル:「旅立ちの日に」(合唱奏として使用できます)
作詞:小島登
作曲:坂本浩美
補曲:松井孝夫
編曲:田丸和弥
グレード:3
演奏時間:4分40秒
レーベル:コラージュ音楽出版
演奏:東邦音楽大学
指揮:加古 勉
【楽器編成】
(E♭Cornet)
B♭Cornet 1/2/3
(Repiano Cornet)
(Flugelhorn)
Alto Horn 1/2/(3)
Baritone 1/ (2)
Trombone 1/2/3
Euphonium
(E♭Bass)
B♭Bass
Glockenspiel
Vibraphone
Timpani
Triangle
Bass Drum
Wind Chime
Suspended Cymbal
Tambourine
Chorus
*( )パートはオプション
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■ Special thanks to 〜
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▼ 収録に協力頂きました『東邦音楽大学』ウェブサイトURLはこちら。
▼ http://www.toho-music.ac.jp/
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