モーリス・ラヴェルの名作が木管アンサンブルにて新発売!
今作品では全8曲の中より第1曲・第7曲を抜粋。編曲は作・編曲家としてはもちろん、バンドトレーナーとしても活躍する小野寺真氏によるもの。コンテストに最適です!
《楽曲解説》
『高雅で感傷的なワルツ』は、ラヴェルが1911年に作曲したワルツ集で、元はピアノ独奏のための作品。翌1912年には管弦楽版も作られた。
初演は1911年5月、パリで行なわれた独立音楽協会(ラヴェル、フォーレ、フローラン・シュミットらが結成した「現代的な音楽の創造」を目標とした音楽団体。その他の役員にはバルトークやストラヴィンスキーの名も。)の演奏会にて。
作曲者の名を伏せた状態にて演奏され、演奏後に誰の書いた曲かを予想する、というユニークな企画が催されたというエピソードも持つ。
楽曲は7つのワルツと、エピローグの全8曲から成っており、今作の小野寺氏による編曲は、力強く華やかな第1曲「Modere」と、楽曲中最大の盛り上がりを見せる第7曲を抜粋。ピアノ版・管弦楽版の双方を参考に、華やかで色彩的なラヴェルのサウンドを「木管アンサンブル」編成で十二分に表現できるよう、緻密なオーケストレーションが施されています。
タイトル:高雅で感傷的なワルツより
作 曲:ラヴェル
編 曲:小野寺真
グレード:4
演奏時間:約5分
レーベル:ティーダ出版
楽器編成:
Flute & Piccolo
Flute
Oboe (or B♭Clarinet)
B♭Clarinet
Bass Clarinet
Soprano Saxophone & Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
▼サンプルスコア